トラックボール搭載自作キーボード cocot46plusを組み立てた

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この記事では、自作キーボードcocot46plusを組み立てたことを紹介します。こちらのキーボードの大きな特徴は
・トラックボール搭載
・ロータリーエンコーダ搭載
の2点です。

以前、同様なトラックボール搭載キーボードであるKeyball61を使用した際に、トラックボール搭載キーボードの魅力にハマってしまいました。そんな中、aki27さんが販売されているcocot46plusを知り、迷わず購入することにしました。

cocot46plusの組み立てキットはこちらより購入することができます。(個人で調達販売されている&自作キーボードファンに注目されている、ため現在は在庫状況がシビアで入荷待ちは必須のようです。)

用意したもの

cocot46plusの組み立てにあたり、以下のものを用意しました。

・cocot46plus
・ProMicro
・コンスルー
・キースイッチ
・キーキャップ
・トラックボール(直径34mm)
・ロータリーエンコーダ用ノブ
・Micro USBケーブル

・プラスドライバー
・はんだごて
・はんだ
・はんだ吸取り器(もしくは、はんだ吸取り線)←失敗した時の修正用

具体的に今回用意したものは

・cocot46plus

cocot46plus 自作キーボードキット | DIY Mechanical Keyboard Kit - aki27kbd-lab - BOOTH
English follows. ※8月に行われたcocot46plusの受注生産は発送を完了しました。余剰分の在庫を10月中に追加予定です。 ※All orders of cocot46plus group buy have been shipped. The extra will be in stock in Oc...

・PrpMicro

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・コンスルー2個

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・キースイッチ
FEKER Like Holy Panda キースイッチ V2
 今まではリニアのスピード軸ばかりを好んで使っていたのですが、今回は趣向を変えてタクタイル軸を選びました。特に、巷でよく聞くHoly Pandaを触ってみたかったので、このスイッチを購入しました。

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・キーキャップ
TEX ADA 104 US キーキャップセット
 cocot46plusの基盤が黒なので、それに合わせてブラックのキーキャップを選びました。その中でも、キートップが凹んでいるのが好きなので(FILCO MINILA-R Convertibleみたいなのが好き)、ADAプロファイルのキーキャップにしました。

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・トラックボール(直径34mm)
 主張が激しい色は避け、シルバーにしました。

Bitly

・ロータリーエンコーダ用ノブ
 キーキャップの色に合わせて、ブラック系にしました。

https://amzn.to/3AWXeVi

・Micro USBケーブル

https://amzn.to/3lTtikd

・ドライバー類
 プラスドライバーは一般的なもので大丈夫でした。いつも愛用している、こちらのドライバーセットを使用しました。

https://amzn.to/3GxsD1C

・はんだごて
 はんだ付けに用いられる一般的なもので良いと思います。ただし、安物過ぎると温度が上がらなかったり、すぐに故障したりするようなので、今回もレビューの良かったこちらを使用しました。

https://amzn.to/3NexabP
https://amzn.to/38snOK7

・はんだ
 融点が低めのほうが作業性が良いので、鉛入りのものを使用しました。

https://amzn.to/3LYbkYD

・はんだ吸取り器
 はんだ付けの失敗は無かったので使用しませんでしたが、万が一に備えて、こちらを用意しました。

https://amzn.to/3wVmDfz

完成したもの

制作工程は省きますが、完成したものはこちらになります。キーキャップ・ロータリーエンコーダノブ・基盤の色が統一されていて、一体感を感じられます。LEDをグリーンにすると、黒とグリーンの組み合わせがとてもカッコいいです。また、キートップの印字のレトロ感もマッチしていますね。

打ち心地はと言うと、心地良いコトコト音と確かな手応えがあり、気持ちの良いタクタイル軸でした。初めてHoly Panda系のスイッチを使用しましたが、これはクセになりそうです。

キー配列としては、キー数が少ないので数字や記号の入力に手間取りそうですが、親指キーが8個もあってレイヤーの切り替えをしやすいので慣れれば問題無さそうです。

トラックボールに関しては問題無く使用できており、一般的なトラックボールマウスと遜色無い反応性でした。一点だけ、今後変更したいことは、マウスクリック用のキーのキーキャップを高さのあるものに交換しようと思います。これは、マウスクリックのキーはデフォルトではトラックボールの真下の2つになっているのですが、他のキーと同じ高さのキーキャップにすると、親指を使って押すのが難しかったためです。

最後にもう一つ、このキーボードの良いところをあげると、トラックボール搭載自作キーボードなのに値段が安いということです。Keyballシリーズに比べると組み立てキット自体の値段が安いこともありますが、左右非分離なのでProMicroが1個だけで済むのである程度コストが抑えられます。左右分離であるKeyballのメリットは沢山あるとは思いますが、私個人としては左右非分離のcocot46plusを使ってみて、左右でキー配列に角度が付いていれば十分に快適に使用できると思いました。

まとめ

今回は、自作キーボードのcocot46plusを組み立てたことを紹介しました。

自作キーボードなのでそれなりにお金はかかりますが、それ以上の価値がある一品と思います。はんだ付けに抵抗感が無い人であれば、ぜひお勧めしたいキーボードです。

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