Sayl Chairs 中古セイルチェアを分解して座面クッション補充 ハーマンミラー

ガジェット

この記事では、ハーマンミラーのセイルチェアを分解して座面クッションを補充したので紹介します。

事の始まり

我が家には中古で購入したセイルチェアがあるのですが、かなり古いらしくクッションがヘタっていて座るとお尻が痛い状態です。一方で、クッション以外には問題が無いので、どうにかクッションを補充して延命させることにしました。

用意したもの

今回用意したものは以下になります。

・ウレタンチップスポンジ
・ドライバー
・タッカー(ホチキスを強力にしたやつ、クッションカバーの固定に使用)
・両面テープ(ウレタンチップの固定に使用)

・ウレタンチップスポンジ
座面クッションなので固めが良いと思いウレタンチップを選び、アマゾンで下記の商品を購入しました。

Bitly

・ドライバー
一般的なマイナスドライバーと、以下のようなネジに対応している特殊なドライバーが必要になります。

この特殊ネジは、以下のドライバーセットの一番左上で対応できました。

https://amzn.to/3OVpN9V

・タッカー
クッションカバーの固定に使用します。一般的なもので良いと思いますが、今回は下記の商品を使用しました。

Bitly

・両面テープ
クッションの固定に使用するので、下記の商品のような強力なものをオススメします。

https://amzn.to/3uC4bqQ

分解・クッション補充

分解はこちらの動画を参考に実施しました。座面の取り外し、座面の下側カバーの取り外しまでわかりやすく紹介されています。

①座面の高さを一番上にし、座面を前側にずらす。

②椅子を横に倒す。

③座面裏側の白いストッパーをマイナスドライバーで外す。
 緑丸の部分にドライバーを入れ、先端を外側にやると外れました。

④椅子を起こして、座面を後ろ側にずらし取り外す。

⑤4か所ネジ(緑丸)を外して、座面下側のカバーを外す。
 ここのネジが特殊ネジになっています。

⑥ホチキス針を外し、カバーをとる。
 普通にホチキスの後ろで外れました。

 カバーをとった後の様子、かなりクッションがヘタっているのが分かります。

⑦ウレタンチップスポンジを座面の形に合わせてカット、ヘタったクッションの上に固定。
 こちらはカッターで簡単にカットできました。最初に座面の形に合わせて荒くカットし、次に角を斜めに落としていきました。このとき、ウレタンチップが大きすぎると座面のカバーに入らないので、そこを確認しながら調整しました。
 元の座面がお尻にフィットする形状になっているので、その上に一定の厚みのウレタンチップを追加で載せることで、お尻にフィットする形状を維持したままクッション性をアップできました。また、ヘタったクッションの上にウレタンチップを固定するのには両面テープを使用しました。

⑧座面にカバーをつける、タッカーで固定する。

⑨分解の逆順で組み立て直して、完成。

完成したもの

完成したものがこちらになります。

座ってみると、座面にハリが復活したことが分かり、2~3時間座ってもお尻が痛くなりませんでした。また、背もたれのフィット感も良くなりました(クッションがヘタって薄くなった分が補充されて、本来の厚みになったんでしょうね)。

カバーの張りでウレタンチップの形状がわかりますが、角が若干いびつな形をしています。しかし、座った感じでは違和感はありませんでした。なので、ウレタンチップのカットは多少雑でも、左右対称になってれば問題は無さそうです。

まとめ

今回は、中古で購入したセイルチェアを分解して座面クッションを補充した手順を紹介しました。長年使用したセイルチェアのクッションがヘタって、同様の悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました